しんさんのブログ

科学や技術のこと読書のことなど

2016-01-01から1年間の記事一覧

球面調和関数を視覚化してみまして

球面調和関数と言えば物理やってる人は、水素原子のシュレディンガー方程式の解ということで学部時代に一度は教科書で見たことあるとか、テスト勉強で解いてみたことあるっていう人も多いのではないかと思います。 ルジャンドルの陪関数が出てきたり、添え字…

球面調和関数と大域照明について(webリンク集)

大域照明について、球面調和関数を使用する方法と球面調和関数そのものについての解説記事にリンク集を自分メモように作ります。 多くのサイトで球面調和を計算したり可視化するコードが公開されていますが、ほぼ同じようなコードとなっているようです。 1) …

Courseraでヒントン先生の"Neural Networks for Machine Learning" 2週目

1週目はイントロということで、課題も無難にこなし2週目も受講し終わりました。2週目はざっと以下のような内容でした。ネットワークの種類の説明 feed forward network recurrent network symmetrically connected networks 以上3つの種類のネットワーク…

教師あり学習と教師なし学習のイメージ

教師というからには、学校をイメージしてみましょう。 教師あり学習と教師なし学習で、生徒を小集団に分類することを考えます。 教師あり学習 全校生徒を運動場に集めて、一人一人に教師があなたは1組、あなたは2組という風に伝えます。 その後任意の生徒…

Courseraでヒントン先生の"Neural Networks for Machine Learning"を受講しはじめました

今日から始まったようですので、早速1週目を聞きました。 最初の週なので、機械学習やディープラーニングの概要やOctaveのインストール作業など軽めの内容でした。 英語が私には聞き取りにくくスライドを読みながら理解する状態です。 Ng先生のMachine lear…

%matplotlib inlineについて

最近、jupyter notebookを使い始めた人から質問を受け、僕も前にはまったことがあるのでメモを残します。 jupyter notebookでノート上にグラフを書こうと思い例えば、 import numpy as np import matplotlib.pyplot as plt x = np.arange(-10, 10, 0.1) y = …

「人工知能入門」 小高知宏/著 を読みました

人工知能入門作者: 小高知宏出版社/メーカー: 共立出版発売日: 2015/09/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る人工知能全般について、浅く広く知るための本です。 ディープラーニングや機械学習の特定のアルゴリズムについて知りたいとか、機…

Sublime3 で日本語ファイル名が文字化けする

4Kディスプレーを最近導入しました。 その際に、Windowsで文字の大きさを、 コントロール パネル\デスクトップのカスタマイズ\ディスプレイ で変更しました。 カスタムで180%にしたのですが、この変更を加えるとsublime3のサイドメニューやタブの日本語表…

「人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの」を読みました

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの (角川EPUB選書)作者: 松尾豊出版社/メーカー: KADOKAWA/中経出版発売日: 2015/03/11メディア: 単行本この商品を含むブログ (22件) を見るマスコミでも積極的に人工知能について解説しておられる…

Jupyter Notebookを使い始めました

いまさらながら、Jupyter Notebookを使い始めました。 マークダウンで数式もtexをそのまま持ってこられますし、メモもpythonコードもグラフも画像も全部入れられて非常に便利です。 一度使い始めるともう他には戻れません。 導入には以下のサイトの解説が非…

「カメラ?カメラ!カメラ?!―計算をはじめた未来のカメラたち 」 を読みました

カメラ?カメラ!カメラ?!―計算をはじめた未来のカメラたち (丸善ライブラリー)作者: 児玉和也,財部恵子,国立情報学研究所出版社/メーカー: 丸善出版発売日: 2016/04/01メディア: 単行本この商品を含むブログを見る著者はNIIの研究者の児玉さんとサイエンス関…

Machine learingのオンライン講義

機械学習系で有名なオンライン講義には、StanfordのNgさんの講義があります。 Andrew Y. Ngさんの講義にはいくつかのバージョンがあります。1) CS229 2) CS229A 3) Coursera Ml classこの3種類の違いについてまとめました。CS229とCS229Aの違いですが、Ngさ…

「融けるデザイン ―ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論」を読みました

融けるデザイン ハード×ソフト×ネット時代の新たな設計論作者: 渡邊恵太出版社/メーカー: ビー・エヌ・エヌ新社発売日: 2015/02/18メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見るユーザーインターフェース(UI)のデザインとはどうあるべきか。 何を指…

科学未来館で「9次元からきた男」のプレミアム試写会に行ってきました

お台場の科学未来館で開催された「9次元からきた男」というショートムービーの試写会に行ってきました。 まずは、以下のリンク先から予告編と未来館の特設サイトをご覧ください。 www.youtube.com www.miraikan.jst.go.jp いかがでしょうか、不思議な感じの…

javaからprocessing3.xを使う

Javaのコードの中でProcessingを使いたいと思い検索すると、以下のページに非常にわかりやすく書いてありました。 tkitao.hatenablog.com 上記ブログに書いてある方法でほぼうまくいきましたが、以下所だけ実行時に、ブログでは java -cp /Applications/Proc…

バージョン管理システム

今はSVNとGitの両方を使っていますが、gitの方に軸足を移しつつあります。 私の使っている環境をメモとして書いておきます。リモートリポジトリは、GitHub, BitBucketを使い分けています。 GitHubは、無料版では公開プロジェクトのみですので、公開したくな…

機械学習を勉強してみる:「ITエンジニアのための機械学習理論入門」: 2章を読んでみた。最小二乗法は理系出身者にはなつかしい。

2章のテーマは最小二乗法です。 最小二乗法と聞いて理系出身者なら実験データのフィッテングを思い出すのではないでしょうか。 実験データを直線フィッテングすることで、ある物理量の推定を行うなど学生実験でやったことあるという方もおられると思います…

現代思想12月号 人工知能特集を読みました

現代思想 2015年12月号 特集=人工知能 -ポスト・シンギュラリティ-作者: 新井紀子,小島寛之,石黒浩,茂木健一郎,竹内薫,西垣通,池上高志,三宅陽一郎,山本貴光,ドミニク・チェン,西川アサキ,藤原辰史,磯崎新出版社/メーカー: 青土社発売日: 2015/11/27メディア…