Sublime3+LaTeXTools+TeXLive2015 の環境構築に関して、アップデートされたわかりやすい記事がありましたので
ご紹介します。
特に以前の記事ではLateXToolsの設定でtraditionalBuilder.pyを編集するように書いていましたが、
いまは違うやり方になっているようです。
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- 以下 旧記事 ---
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以前のブログ記事でも書きましたが、まずはTexLiveをインストールと設定をします。
ここに書いてある手順に従いました。
SublimeText3でのLaTeX環境設定方法 - 器用貧乏です。はげたかです。日記です。
現在は、TexLive2014になっているようです。
以前と同じように、proxyの設定ではまりましたが、今回は時間もないので、isoイメージをダウンロードしてローカルでインストールすることにしました。
TexLive2014をインストールした後は、tex及び、sublimeでtexのコンパイル、プレビューができるように環境設定します。
やったこと
1)パスの設定
今回のやり方では、パスはインストーラーが設定していました。
2)LaTexToolのインストールと設定
パッケージコントロールから、LaTexToolsをインストール
次に設定をする
C:\Users\***\AppData\Roaming\Sublime Text 3\Packages\LaTeXTools 以下の
LaTeXTools.default-settings
を開くと、先頭に
// DO NOT EDIT THIS FILE!!! Open the Command Palette and run the "Reconfigure and migrate settings"
// command.
と書いてあったのでやってみた。
すると
C:\Users\***\AppData\Roaming\Sublime Text 3\Packages\User
に
LaTeXTools.sublime-settings
ができていた。
3)latexmk の設定
以下のサイトを参考にしました。
Sublime Text 2 で LaTeX on Windows - Ichiro Maruta Homepage
まずは、windowsの環境変数で、HOMEを設定しました。
そのHOMEの場所に、.latexmkrc を置きます。
4)SumatraPDF をインストール
これも上のサイトの通りに設定-> うまくいかない
Windows 8.1 に TeX Live 2014 をインストール - Qiita
このサイトの通りにやってみる。
ここまでで、以下コマんで、コマンドラインからはコンパイル、プレビューできるようにはなります。
(コマンドライン latex コンパイル)
latexmk -pv main.tex (PDF の作成とプレビュー)
latexmk -c (一時ファイルの削除)
ここからが、はまりました。
というのも、webに載っているsublimeの設定方法が古いものが多く、書いてある通りにやってもctrl + Bとかでコンパイルできません。
以下のサイトに、そのはまりどころが詳しく書いてありました。
やっとやる気になったのでSublimeTextでTeXの設定をした | namaegaukabanai
これで、ほぼ1日はまりました。
結局は、Ctrl + Shift + P で
LaTeXTools: Reconfigure and migrate
を実行し、
Roaming\Sublime Text 3\Packages\LaTeXTools\builders\traditionalBuilder.pyを書き換えました。
# DEFAULT_COMMAND_LATEXMK = ["latexmk", "-cd", # "-e", "$pdflatex = '%E -interaction=nonstopmode -synctex=1 %S %O'", # "-f", "-pdf"] DEFAULT_COMMAND_LATEXMK = ["latexmk", "-cd", "-e", "$latex = 'uplatex %O -interaction=nonstopmode -synctex=1 %S'", "-e", "$biber = 'biber %O --bblencoding=utf8 -u -U --output_safechars %B'", "-e", "$bibtex = 'upbibtex %O %B'", "-e", "$makeindex = 'makeindex %O -o %D %S'", "-e", "$dvipdf = 'dvipdfmx %O -o %D %S'", "-f", "-norc", "-gg", "-pdfdvi"] # WINDDEFAULT_COMMAND_WINDOWS_MIKTEX = ["texify", # "-b", "-p", # "--tex-option=\"--synctex=1\""] DEFAULT_COMMAND_WINDOWS_MIKTEX = DEFAULT_COMMAND_LATEXMK
とこんな感じです。
コンパイル、プレビューしてみる
[Ctrl]+b でビルド
LaTeX Error: Encoding scheme `JY1' unknownが表示されました。
以下のサイトを見ると、
LaTeX のエラーメッセージ - TeX Wiki
\documentclass{jarticle}を
\documentclass{ujarticle}という風にすればいいようです。
これで、[Ctrl] + bで無事pdfが表示されました。