しんさんのブログ

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「これならわかる深層学習 入門」 瀧 雅人著 の正誤表

瀧 雅人さんの「これならわかる深層学習 入門」 を読み始めました。
本屋でパラパラと見たところ、機械学習や深層学習に関して非常に丁寧に数式を使って説明してあるようでしたのできちんと一冊読んでみようという気になりました。
まだ最後まで読んでいませんが、いくつかタイポや書き間違えらしき部分がありましたので、自分用のメモも兼ねて書いておきます。

(誤) -----> (正) という書き方で書いています

[2017/1/13追記]
以下の正誤表でアスタリスクが不要としていましたが、Chapter1に「アスタリスクのついた節は若干アドバンスな内容ですので、最初は読み飛ばしてかまいません.」という記述があるのを読み飛ばしていましたので、正誤表を訂正しました.


[Chapter 2]

p.15 式 (2.11)右辺の \mathrm{x}_nはイタリック体の x_n

p15 式 (2.15)は以下のように修正
 E_{\mathcal{N}} [ \frac{1}{N} \sum_{n=1} ^N (x_n -\hat{\mu} )^2 ]
  =  E_{\mathcal{N}} [ \frac{1}{N} \sum_{n=1} ^N \left( (x_n - \mu )^2 - 2(x_n - \mu)(\hat{\mu} - \mu ) - (\hat{\mu} - \mu)^2 \right) ]

p.16 式 (2.20)
 \frac{1}{N^2} (\cdots) ----->  \frac{1}{N} (\cdots)

p.18 式 (2.25)の2行下
 \log L(\theta) = -N \log \sigma^2 - \cdots ------>  \log L(\theta) = -\frac{N}{2} \log \sigma^2 - \cdots

p.26 (2.45)の2行下
 L = (\omega) ----->  L(\omega)

p.32
式(2.59)の3行下
対数オッズ比が1を超えると -------------------> 対数オッズ比が0を超えると

p.35 定義2.5
 P(C_k | x_n) の前に \logが抜けている

[Chapter 4]
p.81 4.2.7 Adamの2行下
式(4.26) -----> 式(4.27)

p.85 式(4.45)の2行下
同時に第 l層のユニットと結合している l+1層の -------> 同時に第 l+1層のユニットと結合している l層の

p.86 式(4.47)の1行下
 P( w^{(l-1)}) = P(- w^l) --------->  P( w^{(l-1)}) = P(- w^{(l-1)})

p.91 4.4.3節のタイトル文章のアスタリスクが不必要
[Chapter 5]
p.100
式(5.15), 式(5.16), 式(5.17)の \omegaの右肩の添え字のカッコが不必要

p.107
式(5.30)
 z = \sum_{k} ^{'} \cdots ------------>  z = \sum_{k'}  \cdots

p.109
式(5.32)の3行目exponentialの肩のカッコの数が合っていない.
式(5.33)の左辺も同様.

p.111 2行目文中の式
 p/(1-p) --------------->  (1-p)/p

[Chapter 6]
p.116
式(6.4)
d -----> y

p.119
(図 6.1)で \omega^{(l-1)} ----->  \omega^{(l)}

p.119 3行目の文中の式
 \omega^{(l)} (u^{(l-1)}) ----->  \omega^{(l)}f (u^{(l-1)})

p.119
式(6.9)
 \delta^{(l)} = \frac{\partial E}{\partial u^{(l)}} \frac{\partial u^{(l+1)} }{\partial u^{(l)}}=\cdots ---->  \delta^{(l)} = \frac{\partial E}{\partial u^{(l+1)}} \frac{\partial u^{(l+1)} }{\partial u^{(l)}}=\cdots

[Chapter 7]
p.143
式(7.30) 右辺
 {\rho}^x (1-\hat{\rho})^{1-x} ------- >  \hat{\rho}^x (1-\hat{\rho})^{1-x}

p.146
演習 7.1
 l^{'} < l ----->  l < l^{'}

p.149
7.5 デノイジング自己符号化器 1行目
4.5節 ------> 5.5節

p.149
最終行
適当な確率でlがuに -------> 適当な確率でlかuに

[Chapter 8]
p.154
図8.1の一番右の図のキャプション
(b) --------> (c)

p.159 図8.4の一番下、緑色で塗られている3x3のフィルタの右下の成分
2 --------> 0

p.162
8.2.3, 8.2.4節のタイトルのアスタリスクが不必要


また、読み進めて気づけば追加していきます.